効率よく片付ける遺品整理のコツ③!!

きょうだいや親戚と一緒に行うと作業はスムーズ

遺品整理は、故人との思い出の整理、遺族の心の整理、そして実際の作業と多岐にわたります。一人で行うと気が滅入ってしまいがちですし、判断に迷ってしまいます。ですから、兄弟や頼りになる存在の相談者がいると助かります。

一緒に作業をしてくれる兄弟や親戚がいるなら、「必要・不必要」を判断するアドバイスももらえるので分別しやすくなります。

たまにあるのが、遺品整理を任せておきながら、あとで「高価な指輪があったはず」「私がもらう予定になっていた着物がない」など、遺品整理をした人を悪者扱いするケース。

故人がすでに売却や処分をしている場合もありますが、片付けしている場で確認していないため、過去の記憶や憶測で相手を責めてしまうものです。

「片付ける量が多い・時間がない」なら専門業者に依頼する

遺品整理を手伝ってくれるきょうだいや親戚がおらず、仕事が忙しくて休日に片付けができない人や、一人で始めたもののどこから手をつけていいのか途方に暮れてしまう人、故人が賃貸住宅に住んでいたので急いで遺品を片付けて退去しなくてはならない人は、遺品整理専門業者に依頼する方法もあります。

遺品整理は本来、故人の家族が行うものですが、核家族化や高齢化・少子化・消費社会、ごみの分別の複雑化などにより、家族だけで行うには負担が大きくなっているからです。いっそのこと専門業者に依頼するのも一つの方法です。

片付けの業者には、産業廃棄物業者、片付けコンサルティング、生前整理・遺品整理をメインとする業者など、いくつかタイプがあります。片付けに伴うサービス全般を依頼したのか、それとも粗大ゴミの処分だけを依頼したのかなどを決めてから、最適な業者を選んで見積もりを依頼してみましょう。