効率よく片付ける遺品整理のコツ②!!
判断基準は「いつか使う」ではなく「今必要か」
遺品整理が終わらない人が陥りがちなのが、残すものを判断する基準がいつの間にかすり替わっていることです。
最初は思い出が詰まった品物かどうかで「必要・不要」を判断していたのが、いつの間にか「まだ使える・いつか使う」に変わってしまっていることがあります。極端な話、紙コップやハンガーなどは「不要」ととらえて処分すべきですが、まだ使えるので取っておこうと考えはじめると、片付け作業はなかなか前に進みません。
作業が進まずに心が折れそうになった時は「今必要かどうか」という判断基準が「いつか使う」にすり替わっていないか、改めてチェックしてみます。
こうして作業を続けていると、この「今必要か・不要か」を判断する基準がだんだん確率されていきます。
悩んだら写真に撮って保存する
故人の愛用品や思い出の詰まったものは、それ自体の値打ちはなくても、遺族にとっては価値があるものです。
しかし、実物を手元に保管するのは大変な場合もあります。そのようなときには、写真に撮って実物は手放しましょう。データのバックアップを取っておけば安心です。
家族それぞれが、それらの写真を持っていれば、思い入れのある品を必要なときに見たり、写真にして飾っておいたりすることができます。