【お世話】だけが介護じゃない!!!
あらためて、【介護】とはどんな行為でしょう
入浴介助、トイレ介助、食事介助などのお世話、身体介助をイメージする人が多いと思います。もっと広い範囲、広い意味で「介護」を捉えて良いかと思います。
- 別居の場合、ときどき親元に通って行き様子を見る(もしくはときどき電話)
- どんなサービスを利用すればよいか、本人やケアマネジャーと相談する
- 通院に同行して、医師から病状を聞く
- どんな施設を利用すればいいかを調べて見学する
- どれだけサービスを使えるか、親の経済状況を確認する
もちろん、直接お世話することも大切な介護です。けれども、家族だけで担うことは困難だといえるでしょう。そこで、どんな支援が必要かを確認し、適切なサービスを入れます。家族の力だけでは支えられない部分にプロの力を借りるのです。決して親を看ることを放棄するわけでもありません。親を看ているからこそ、よりマッチしたサービスを入れることが可能になるのです。
【介護=お世話】との考えを、【介護=お世話、マネジメント】という発想にしてみると良いかと思います。