介護認定はありのままが一番つよい!
介護認定では、親の状態に見合った認定度がちゃんと出るかどうかが不安という話はよく耳にします。実は、思っていた認定度より低かったというケースだけではなく、思っていた以上の認定度が出て驚いたというケースも案外あるのです。
高齢者は生活環境によって心身の状態に影響が出やすいため、入院中は高い認定度が出やすく、リハビリ施設では低い認定度が出やすいこともあります。しかし、介護度は高ければよいというものではありません。
介護度別の料金設定で一か月どれだけ利用しても同じ料金というサブスクリプションのようなサービスもありますから、介護度が高いと費用も高くなってしまうという場合があるのです。
認定調査ではありのままが一番つよいと知ることが重要です。大げさに伝えたり、感情に訴えたりしたら逆効果。親の態度を心配するよりも、立ち会う家族こそが普段通りでいられることが重要です。
介護申請に至ったこの一か月の親の様子を知っていること、生活していてどれだけ手間がかかっているかを調査員にありのまま伝える事以上に、良い対策はありません。その準備ができていれば、落ち着いて調査に立ち会えるでしょう。