【自分はこうしたい】という思いで後悔を少なく

介護は何年かかるのかの見通しがつかないため、両立や離職の選択に悩んでしまうものです。退職せずに何年も介護サービスやボランティアサービスなどの力を借りながら仕事と両立した人も、思い切って離職して介護に専念して無事に親を見送った人も、介護が終わった後はこれが最善の選択だっただろか?と迷うものです。

でも、後悔は少ないという人がいても、そこに共通するのは【自分はこうしたい】という強い思いがあったひとのように思います。

介護に直面した時は、仕事の両立・転職・離職という大きな決断に迫られます。それがきっかけになって自分の人生を問い直したり現在の生活を見直したりする人は少なくありません。

自分に何ができるかを真剣に考えた結果、自分の選択に責任を負うと決心した人は介護に関して【自分はこうしたい】という強い思いを持つものだとおもいます。介護のプロに全面的に任せて仕事と両立しながら、親をフォローしてくのも良いですし、周囲の反対されても介護に専念する生活を選んでもよいでしょう。