【いつまで親を一人にさせておくんだ】と言われる
介護は家族だけで行うものではない
介護は家族だけではなく、社会全体で行うべきという考えから、介護保険制度が誕生しました。そして現在は様々なサービスが存在し、ケアマネジャーをはじめとする介護の専門家がサポートしてくれます。
しかし【親のことは子供が面倒みる】という考え方も根強く残っています。親が倒れて入院・介護となっても、子は自身の生活があるため24時間体制で親のそばにいる事はできません。協力してサポートしてくれる兄弟・親戚・親のご近所さんがいる一方で「仕事と親どちらが大切なんだ」とプレッシャーを与えてくる人もいます。
遠く離れて暮らしてるケースだと「いつまで、親を放っておくのだ」と責められるケースもあります。
外野の声は聞き流す
親の入院・介護に十分かかわれずに罪悪感を抱くという体験は、大なり小なり通る道だと想定しておくとよいでしょう。そんな時優しく協力してくれる人の手はありがたく受け入れましょう。ちょっと親の様子をの見てくれたり、声をかけてくれるだけでも、とても心強い存在になります。
一方責める人の声は聞き流す努力をしましょう。今後長期化するかもしれない親の介護期間には、そうした人たちに何もかもお世話になる可能性もあります。
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介護は様々な人との連携が必須!!