【Q&A】親のリヴィング・ウイル(終末期医療の意思表示)を確認するタイミングが難しいです。
高齢の親は、自らの介護経験や周囲の体験に接したのをきっかけにして、自分のリヴィング・ウイルを具体的に想定している人も少なくありません。
ただ、元気なうちは、本人も想像しにくい事柄です。次のようなことを、親と普段から会話しておくとよいでしょう。
できるだけ長引かせたいかどうか、口から食べられなくなったときはどうするか?入院か自宅かの確認です。
ただし、肺炎を起こしたり、実際に終末期になったりすると、親の思いに変化が生じるかもしれません。節々で確かめることが大切です。
家族だけでなく、かかりつけ医や訪問看護師、ケアマネジャーとも情報として共有しておきましょう。
親にもしものときに治療するなら、大切にしたいことを聞いてみましょう
- 家族や友人のそばにいたい
- 好きなことを続けたい
- 家族に負担をかけたくない
かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネジャーに相談しましょう
- 必要なケアは?
- 今後予想される経過は?
希望する医療やケアについて話し合いましょう
- 痛みやつらさがなければ治療したい
- 病院で過ごしたくない
- 一人でいたくない
書き留めておきましょう
話しあった内容をほかの兄弟などと共有しましょう