人生の最期を迎える場所

最期を迎えたい場所については、様々なアンケートが実施されています。世代に関係なく、多くの人が【自宅】と回答しています。また、子の世代は自分事ではなく、親にも住み慣れた場所【自宅】で迎えさてあげたいと考えているようです。

子どもに負担かけたくない親と、親が自宅で最期を迎えるのは正直負担だし・不安な気持ちが合わさって、実際は医療機関で最後を迎える人が多くなっているのかもしれません。

住み慣れた自宅で最期を迎えたい理由を考えてみると、今まで住んでいた、ベットに横たわっても見慣れた天井や壁が見えたり、部屋の匂いよ周囲の音から日常が感じられる、そんな安心感がある場所で引き取りたい。【自分らしく】の最後の願いかもしれません。

【親との最後の時間を一緒に過ごしたい】家族も少なくないと思います。病院で療養している人が、最期に自宅に帰るケースもあります。反対に、自宅で療養していた、がん患者が最期に病院に移るケースもあります。

大切なのは親とのコミュニケーション。親子が互いの思いを伝えあえれば、最期がどこであってもよい看取りにつながるでしょう。